中学入試に向けて確保したい睡眠時間

中学入試は、算数などの知識・知能問題を適切な時間配分のもと、できる限りたくさん解くことが求められます。
このことが頭に強くあると、どうしても睡眠時間を削ってでも、なるべく多くの問題をこなして、スキルを向上させようとするインセンティブが親には働きがちになります。

 

しかし、中学入試を成功させるためには、お子さんの睡眠時間をいかに確保するかということがとても大切になってきます。
もしかすると、この見方は逆説的なものに見えるかもしれません。
しかし、脳の構造上、記憶したことを整理し、定着させるためには睡眠は必要不可欠であるとの研究結果が示す通り、記憶と思考を系統だった形で頭の中にしまいこむためにも、充分な睡眠時間は確保しなければならないのです。
しかも、中学入試をされるという若い脳にとっては、過度なストレスにさらされる毎日の中で、唯一休息を得られる時間なのです。

 

このように、睡眠時間の確保が果たす役割は大きく、特に中学入試にあたっては、複雑な考え方を求めるものや、これまでの学習を総合的に使うもの、知識の総動員が必要なものなど、実力をすべて出し切ることが求められるため、脳の機能強化の観点からも、睡眠時間を充分に確保しておくことは、ある意味何よりも大切なものと考えておく必要があるのです。

 

一生懸命に中学入試に取り組まれているお子さんのためにも、親として睡眠時間の管理と、適正な長さの確保を心掛けてあげたいものです。


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